Greetingご挨拶
名古屋大学大学院医学系研究科 生物統計学分野のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
医学が進化し続ける中で、質の高いエビデンス(科学的根拠)を形作る重要性はますます高まっています。しかし、日々生まれる膨大なデータから真に意味のある価値を見出すためには、様々なバイアスを回避・排除することが不可欠であり生物統計学の視点が欠かせません。
私はこれまで、NHO名古屋医療センターや名古屋市立大学において、がん領域を中心とした臨床研究の計画立案・統計解析、そして若手研究者の皆さんと共に統計を学ぶ場に携わってまいりました。現場の医療が直面する課題を、いかにして統計学を用いて解決していくか。その試行錯誤のプロセスが、生物統計学の醍醐味であると実感しています。
【当分野の使命】
私たちの教室では、以下の3つの柱を軸に活動を広げてまいります。
• 革新的な統計手法の開発
複雑化する臨床試験のデザインや、リアルワールドデータの活用に向けた新しい統計理論・手法を研究します。
• 質の高い臨床研究の推進
学内外の研究者と共に、統計学の知見を活かして価値あるエビデンスの創出を成し遂げていきます。
• 次世代の専門家育成
確かな論理的思考と実践力を備えた生物統計家、および統計リテラシーの高い医学専門家を育成します。
【共に未来を創る皆様へ】
生物統計学は単なる計算の道具ではありません。それは医学における不確実性を適切に評価し、最善の医療を選択するための確かな根拠を支える学問です。
自由闊達な議論を通じて、次世代の医学・医療に貢献できる教室を築いていきたいと考えております。研究・教育、あるいはキャリアパスに関するご相談など、いつでもお気軽にお寄せください。
皆様とともに、日本の臨床研究を一段高いステージへと押し進めていけることを、心より楽しみにしております。
名古屋大学大学院医学系研究科 生物統計学分野
准教授 橋本 大哉


